起立性調節障害について

このページをご覧頂いているのは、障害を患っているご本人でしょうか?それともご両親でしょうか?

よくある認識として、起立性調節障害はサボりでも怠惰ではなく、ちょうど青春真っ只中の時期に生じる方が多く、どちらかと言うと活発な時期にこのような症状になり、本人もご両親も困惑していると思います。

原因としては、小学校高学年から高校生までの方に多い疾患です。また、成長期でもあり、体の変化や精神的な変化が起きやすい時期でもあります。特に自律神経に負荷がかかる年齢層でもあります。

自律神経機能が低下すると脳からの全身への血流量低下や動悸、栄養の障害や睡眠の質の低下などが起こるとされます。

「起立性調節障害の疑いあるな?」と思ったら…

まずは、専門の病院へ行くようにして下さい。

最初は小児科にかかると思います。そこで、医師の判断により紹介書を書いてもらうようにして下さい。専門病院を行くことをお勧めします。専門病院になると詳しい検査などができるので、なぜそのような事が引き起こされているのかがわかると思います。それにより、自ずと対処の仕方もわかると思うのです。

そして、朝起きれないのは「根性がない、気合が足らない」にはならないはずなのです。

確定診断を受ける事でご両親・子供さん共に心の負荷が下がり、前向きに症状に対して気持ちを向けることができるのだと思うのです。

自分でできる4つの対処方法について

自分でできる4つの対処方法について
  1. 寝ながらのスマートフォンはしないようにしましょう
  2. 日中は身体を動かすようにしましょう
  3. 急に立位姿勢にならず、ゆっくり起き上がるようにしましょう
  4. 睡眠時間の見直しと就寝時間の見直しをしましょう

1.寝ながらのスマートフォンはしないようにしましょう

日中はできるだけ体を起こしている状態が良いですが、これもケースバイケースなのでしんどい場合は寝ていても構いませんが、だからって寝ながらのスマートフォン操作は違いますから辞めるようにしましょう。

また、スマートフォンを触り出すと時間が長くなる傾向にあるので、そもそも寝ながらのスマートフォン操作は辞めましょう。

2.日中は身体を動かすようにしましょう

全身の血液の流れを良くすることが大切になります。我々が住んでいる地球には重力があり、足の方へ血液量が貯まる傾向があります。

だから、身体全身に血液を巡らせる必要があるのです。

これも極端な考えせずに適度な運動をするようにして下さいね。

急に立位姿勢にならず、ゆっくり起き上がるようにしましょう

急に立ち上がると脳への血液量が足の方へ向かった落ちるので、その影響でめまいや吐き気、頭痛などが生じますので、必ずゆっくりと立ち上がるようにして下さいね。

睡眠時間の見直しと就寝時間の見直しをしましょう

体がしんどくなるとついつい就寝時間がつい適当になってしまいがちです。

なぜ、就寝時間が遅くなるのか?

理由は、朝は調子が悪いが、午後から元気なるのが特徴なので午後から元気なのでついつい寝るのが遅くなる傾向にあります。

皆さんは、そのようなことはございませんか?

まずは寝る時間を決める所から始めてみましょう。

特に親子関係は注意が必要です

子供は、初発時の症状は本人も「なぜ、このような事になっているのか?」理解ができません。また、ご両親についても理解が進まないまま叱っていまい、親子関係に歪みが出てしまうことが多いです。

ご両親の理解、子供さん本人の理解をするためにも専門病院で診察をお勧めしております。それにより、お互いギクシャクすることなく、まずはその症状に対して前向きになり、家族一丸となって症状に向き合うことができるようになると思うのです。

それでも改善が期待できないら…

専門病院へ行き確定診断を受け治療もしている。そして自分が対応できる内容もやってみた。それでも改善しないのであれば視点を変える必要があります。

当店のこのページを見ている方は現代西洋医学でしっかり治療に取り組まれた方と思います。でも、改善しないのであれば視点は変えるべきだと思います。もちろん、西洋医学の治療は基本とし、そこに当店の施術をプラスするという考えでも良いと思います。

どのような施術を行い効果が得られるのか?

当店では、身体をユラユラ、手足をクルクルと回し優しい施術で症状改善に導きます。

ゆっくりとしたリズムを施術により刺激を入れていくことで、脳へ到達し体の重心のバランスはもちろんですが、体の機能にも変化を与えることができます。

通院ペースや期間について

運動器の様な症状ではないので、長期間かかることが大半です。

出来るだけ早く改善へ導きたい所ではありますが、体の中の機能を動かすことになるので時間がかかることが多いのが実情です。

通院ペースは、1週間1回~2週間1回の通院がスタンダードです。症状が良くなってくれば施術の刺激量も慣らしていくことも大事なので通院ペースをさらに空けていくようにします。

最後に

最も症状で辛く思い悩んでいるのは子供です。

そして、どうにか良くならないか色々と体に良い食事や治療法などを探されているご両親様も心労を抱えていると思います。それにより、「子供に強く当たったりしてしまう。」そんな状態の方がとても多い印象です。

「誰だってそんなことはしたくないし、本当は良くなってもらいたい一心でのこと…」

そこで、当店は子供さんのゴール設定の立案や相談、ご両親様のゴール設定や相談(色々な事)についても対応し、親子で情報共有とゴール設定を明確化し家族一丸となってゴールへ向かって行くことができると思います。

皆さんが、現在、どこで止まっているのかを確認し当店と一緒にゴールへ向かいましょう。当店ではLINEよりお問い合わせを受け付けております。ご相談がある方はいつもでご連絡下さいね。


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