心身の状態をコントロールする自律神経について考えたことはあります。自律神経とは興奮状態やアドレナリンを促す交感神経と、心を落ち着かせる副交感神経の二つから成り立っています。相反する役割をそれぞれ任せられているので、相互関係に偏りがないことが大切です。
現在もし、原因の分からない不安症や動悸などに悩まされている方は、自律神経失調症が考えられます。制御できない心の不安定さは睡眠にも大きく影響を及ぼすため、毎日の健康が損なわれてしまいます。
「眠り方が分からなくなった」「入眠できてもすぐに目覚めてしまう」といった不眠症を訴える方はとても多いです。
何かこころに影響が出るような体験がなかったとしても調子を崩してしまうのが自律神経の怖いところです。日頃の習慣や身体の歪みなど、思わぬところに原因があるので「もしかすると自分もそうかも」と疑うことが早期での改善につながります。
病院の心療内科でもらった薬が効かない、カウンセリングもその場では落ち着くが夜になるとまた症状が出るなど、自律神経は改善させるのが難しいです。ここは一度アプローチの発想を変えて、整体的な視点で自律神経と向き合ってみませんか。
尼崎市の尼崎ふかえ治療院には身体の不調に悩む患者さまだけでなく、心の安定をコントロールできない患者さまも来られます。整体は筋肉の炎症や骨の歪みだけを改善させるわけではないのです。身体の状態と脳や神経は密接なので、整体することで心にもはたらきかけることができます。
どんな名医でも施術後すぐに悩みを解消させることは難しいです。自律神経は施術後の生活の中で徐々に良くなっていくので、あせらずに一歩ずつ確実に前進していきましょう。
生活習慣やワークライフバランスなどに関してもアドバイスできるので、何なりとご相談下さい。患者さまの体質や施術による変化を見極めながら、適切な方法へと導きます。
多くの場合、ストレス過多によって自律神経は乱されてしまいます。ストレスの蓄積は脳の疲労につながり、その延長として自律神経を蝕むのです。特に現代の職場環境はパソコン作業やスマホの普及に反って、ストレスが溜まりやすくなってしまったといえます。
ストレスを我慢し続けると交感神経が高まり、心は「大丈夫なフリ」をしようとします。
耐えられないところまで来てしまうと、ある日突然さまざまな症状が出てくるのが自律神経症の怖いところです。汗が出たり、動悸が激しかったり、吐き気がするなどの症状は自律神経が出しているサインかもしれません。
自律神経の症状は心の問題ではなく、神経性の問題と肉体的疲労の問題に分けられます。
神経性の場合はうつ症状など内部の問題によって引き起こされ、肉体的疲労の場合は身体そのものに不調が出ます。
特に自律神経と内臓は関係が深く、症状が悪化すると内臓の病気になりやすいです。
尼崎ふかえ治療院では、理論的に皆様の状態や状況がどのようになっているのかをご説明し臨床にあたっております。
交感神経系が興奮すると筋肉の緊張も強くなり、老廃物の排出を行うように全身調整を行い症状改善に向けての問題解決に図ります。施術を行うことで血流が良くなり神経にも良い影響が出ます。
反応が良い方は交感神経が落ち着きすぎてしまって、施術後に急激な眠気が襲ってくるほとです。
その場合は素直に眠ってしまっていいでしょう。身体に疲れが溜まっている証拠です。
他にも一時的に筋肉が痛むなどの副反応がありますが、施術がよく効いている証拠なので素直に受け入れてもらって大丈夫です。施術自体は頭から足先まで、身体全体を調整するといった内容なので自律神経以外の部位も良くなる可能があります。
「身体は部位単位ではなく、一つのユニットとして捉える」という考えの元、日々、皆様と向き合っております。当店なら心の状態を上向きにさせるだけでなく、身体のメンテナンスも可能です。ぜひ一度ご自身の状態を見つめ直してみてはどうでしょうか。